派遣の介護職はどんな仕事？時給も安く派遣で選ぶメリットは少ない

派遣の職業の中で「介護職」の仕事に興味を持った楓ちゃん。ここでは「介護職」がどのような仕事をしているのかを見ていきましょう。また介護職の「勤務形態」や「労働環境」「時給」などの労働条件についても解説させていただきます。「介護職を選択する上でのメリットとデメリット」をしっかり把握して、仕事を選ぶようにしましょう。

派遣の介護職の主な仕事大抵の派遣の職種は、正社員に比べると比較的楽な仕事内容だったり、労働時間が短かったりするんだけど、介護職の場合は仕事の大変さも労働時間も正社員と変わらないことが多いんだ。

具体的には（有料、介護付き、特別養護などの）老人ホームで、要介護者にご飯をたべさせてあげたり、車いすを押して補助するのが主な仕事だね。

他にも排泄・入浴補助、おむつ交換、衣類の着脱などの介助、調理補助、日報や報告書の簡単なPC入力、レクリエーションの実施などがあるよ。

お年寄りを支える為には力が必要だから重労働でもあるし、トイレの世話などもするから汚い面もある。また認知症の介護者に叩かれることもあるからとても大変な仕事なんだ。

それなのに他の仕事に比べると給与は安く設定されていることが多い。

だから介護職は、人の役に立ちたいというホスピタリティーのある人にしかできない仕事とも言えるね。

市場としては大きくはないけど、希望者も少ないから競争率は高くないし、興味がある人にはおすすめの仕事だよ。

介護職・ヘルパーの労働時間・休日・残業介護職はシフト制かどうかによって、日勤だったり夜勤だったりと勤務形態が変わるから、派遣先によって労働の時間帯はバラバラだね。

勤務時間は大体７～８時間、月曜〜日曜の中から週５日勤務という働き方が一般的だね。

残業時間も派遣先によって大きく変わる仕事で、「月５時間程度」としている所もあれば、「１日１〜２時間」としている所もあるから、務める前に要確認だよ。

あえて短時間勤務の人のみを集める求人もたまにあるけど、基本的には短時間での募集は少ないんだ。

派遣の介護職・ヘルパーの経験と年齢

介護業界は募集段階では「経験不問」としている派遣先が多いんだけど、実際に派遣されるのは経験者が多いね。

正社員の場合は人手不足の業界だから未経験でも可能だけど、派遣の場合は人が採用できない会社が、仕方なしに派遣を使うというケースが多く、即戦力を期待する所が多いんだ。

派遣先からしてみれば、未経験なら普通にバイトや正社員で採用しようと考えるんだね。

ただ正社員前提の介護職は多く、そういった派遣先なら未経験歓迎としている所は多いよ。

常に人が足りないから、年齢上限もかなり高く、60代以上の人でも働いている人がいるんだ。

もちろん車イスを運んだり人を抱えたり重労働なので体力は必要だけどね。

介護・ヘルパーの資格

介護職の派遣の仕事はキャリアアップしやすい仕事なんだ。

やってみようと考える人は多いんだけど長く続く人は少ないから、続けるだけでもキャリアアップの可能性が高い仕事なんだね。

ちなみに資格は介護職員初任者研修、介護職員実務者研修などが有名だよ。

派遣で介護職を選ぶメリット

1. 1. 正社員ほどの責任がない場合もある
   2. 短時間の場合もある
   3. 夜勤なし・土日休みなどの場合もある
   4. バイトで働くより高時給

派遣で介護職を選ぶデメリット

1. 1. 仕事内容も同じ、給与も同じなら派遣を選ぶメリットが少ない
   2. 正社員にならなけらばキャリアアップできない