派遣の「SE/プログラマー」の仕事に興味を持ったさとる君。
この記事では、SE/プログラマーの仕事内容や必要なスキル、メリットデメリットについて解説致します。
残業はあるものの高時給であり、将来必要なスキルも身につくので、おすすめの仕事です。
派遣のSE/プログラマーはどんな仕事?業務内容
25歳職歴なしなんて、どこ行ってもお断りなのかなー。
あ、そうだ!IT業界の仕事やったら?
SE・プログラマーの仕事内容SE(システムエンジニア)・プログラマーは簡単に言うと、PCを使ってシステムを作る仕事のことをさすんだ。
SNS・アプリ・ゲームとか通販サイトをイメージすると分かりやすいけど、あれらのシステムを開発する人たちのことだね。
一般企業で言うと、会社の社内システムや在庫管理システムを作る仕事だね。
例えば会社の商品は、「どの倉庫」の「どの店に」「何個あって」「何個売れて」というのがすぐに分かるようPCで管理されているんだ。そのシステムを作るのが、SEやプログラマーの仕事だよ。
日報などの「スケジュール管理システム」や「プロジェクト管理システム」を作ったりもするんだ。
派遣先の客先でプログラムをする場合もあるよ。
SEとプログラマーの違い
システム開発は、
「①要件定義」→「②設計」→「③製造」
という流れで進んでいくんだ。
SEとプログラマーの違い
「①要件定義」は何を作るかお客さんと相談して決めること。遊園地で例えてみよう。
「①要件定義」は遊園地内に「どんなアトラクションを作るか」、「どんなジェットコースターを作るか」、「パレードはどんなのにするか」、「年間パスポートを作るか」等、遊園地というシステムで「何を作っていくのか」「何をできるようにするのか」を決めることを指すんだ。
「②設計」はその名の通り「設計図」を作ること。「どんなデザインの遊園地にするか」、「アトラクションをどんな配置にするか」を決めていく作業だね。
最終が「③製造」。
実際に遊園地を作っていく作業、つまり建物を建てていくんだ。
「①要件定義」と「②設計」の仕事を合わせて専門用語で「上流」と言い、SEが担当する。
「③製造」の仕事は「下流」と言ってプログラマーが担当するんだよ。(実際はプログラマーが上流に関わったり、SEが下流に関わることもあるけど、ここでは分かりやすくね)。
「SE」とはシステムを使う人たちから、「どんなシステムを作りたいか」を聞き取って、設計する仕事。
「プログラマー」とは上流の人が設計した仕様に基づいて、ひたすらプログラムを打ち込む仕事。と考えると分かりやすいね。
SE・プログラマーに必要な資格やスキルは特にない 未経験も可
人手不足の業界だから、うまくアピールすれば仕事はあるんだ。
未経験からでも可能
派遣登録時にPCが苦手でないことをアピールして、テストの結果を上げ、感じの良さ(性格や、やる気など)を伝えれば、未経験からでも仕事を狙うのは可能だよ。
そもそも開発の言語は日々変わっていくから、経験豊富でも古い言語しか使えない人は徐々に仕事が無くなるのがプログラムの特徴なんだ。
極端に言えばテストの成績もそんなに重要ではない。それよりも独学や本を見ながらでもいいから「○○のプログラムを作った」と話ができる方がポイントが高いんだ。
実践として利用できる即戦力が大事だし、それができれば20代後半からでも可能だよ。
ただ未経験可能な仕事はスキルアップができない仕事もあるので注意してね。デバックのような仕事とかメンテナンスとか、単純作業に近い仕事はこき使われるだけの可能性もあるんだ。
ちなみにあるといい資格は「システムアドミニストレータ」「MOUS検定」だよ。
派遣だと何歳くらいまで働けるんですか?
下流の簡単なプログラミングしかできない人は、30後半くらいから徐々に厳しくなるかな。
SE・プログラマーの派遣時給は2000円〜4000円まで幅広い
「SE・プログラマー」って給料は高いのか?
SE・プログラマーの平均時給SE/プログラマーのようなIT・エンジニア職は、「プログラム」という特殊技能料金がつく。だから時給もかなり高めに設定されていて、派遣の中では上位に入るんだ。
また最近はプログラマーの取り合いになっているから給料も上昇傾向にあるんだよ。
一般派遣の時給が1200~1500円なのに対して、エンジニアは2000~4000円。場合によっては5000円の仕事もあるよ。
エンジニア職の労働時間と残業・年齢
エンジニア職の残業時間は長いシステム系の仕事は「○○日までに開発」という納期がある為、タイトなスケジュールになることが多い。
もし作成したプログラムがうまく行かなかったら予定より時間をとられるし、思わぬトラブルで残業が発生することもよくある。
総じてSEやプログラマーは残業が多い職場になるんだ。
また上記の理由によりフルタイムの仕事が多いのも特徴だね。短時間の派遣の仕事は、ほとんど無いんだ。
就業時間は「月〜金」の「8時半〜18時のうち8時間」+「残業」という会社が多いね。
ただし最近では「残業できないプログラマー」を残業できる人より安い料金で派遣することも多いよ。
腕の良いプログラマーを採用するのはとても難しいから、残業できないことには目をつぶるという派遣先も増えてきているんだ。
「残業月20時間以内」の会社ならそれなりに多くあるよ。
開発業務を全部外注していて、メンテナンスやヘルプデスクが中心の仕事だと残業が少ない傾向にあるんだ。
職をつけたい・稼ぎたいならSE・プログラマーはおすすめ メリット・デメリット
SE・プログラマをやる上でのメリット
- 手に職がつく
- 技術者として長く働ける
- 時給が良い
時給が高い分たくさんお金は貰えるけどね
SE・プログラマをやる上でのデメリット
- 残業が多い
- 納期があるためプログラムを完成させないといけないプレッシャーがある
- 新しいプログラム言語、テクニックを常に学ばなければならない
- 上流に行こうとすると、プログラム技術だけではなく対人折衝が必要
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