派遣のデータ入力はどんな仕事内容？未経験・短期でも可能

派遣のデータ入力の仕事に興味を持ったさとる君。ここでは派遣の「データ入力」がどのような仕事をしているのかを見ていきましょう。またデータ入力の「平均的な時給」や「働き方」、「必要なスキル」や「データ入力を選択するメリットとデメリット」についても解説させていただきます。

派遣のデータ入力の主な仕事派遣のデータ入力の仕事は主に２種類。

まず１つがデータ入力専門の仕事。

こちらはひたすらPCにデータを入力をする仕事だね。

前に話題になった社会保険に関するデータ入力などもこの部類。電話応対もなし、雑務もなし。ただし求人の量としては年々減少傾向にあるんだ。

もう一つは事務職が担当するデータ入力。

データ入力にプラスして雑多な作業や電話応対などの事務的仕事が含まれることが多いね。

分類としては事務職でも、伝票を入力するような仕事やデータを入力する比率が多いと「データ入力」と表現されるし、Word・Excelの操作が多いと「OA機器操作」と表現されるんだ。

ちなみにデータ入力の方式は各社様々。

2人で同じデータを入力して、相違があればエラーが出るようにしてミスチェックをしている会社もあれば、入力後抜き取り検査したり、一部スキャナーして、入力データと間違いないか確認する会社もあるよ。

どちらにせよタイピングの速さ、かつ正確さが問われる仕事だね。

データ入力の労働時間・休日・残業データ入力は「データ入力専門」にしろ「事務込みのデータ入力」にしろ、労働時間は８：００〜：１８：００の間で７～８時間、週５日勤務が一般的だね。

曜日は月〜金の平日勤務の派遣先が多いよ。

事務職込みのデータ入力は長期での仕事がほとんどだけど、データ入力専門の仕事は期限が決まっているから、短期が多いし、短期間で仕事をこなすためフルタイムの仕事が多いんだ。

数時間労働の派遣先も少しはあるけど、全体としてはかなり少な目と思っといた方がいいね。

また「何万件をいつまでに入力」という締め切りが決まっているデータ入力仕事であれば、仕事が終わらなければ残業もあるから注意してね。

派遣会社に業務委託しているデータ入力も多い派遣会社の中には、データ入力の仕事を企業から請け負っている会社もあるんだ。

この場合、派遣社員を外に派遣するのではなくて派遣会社内でデータ入力の仕事をしてもらうんだね。

何故このようなことをするかというと、データ入力の仕事は１日何件入力しても派遣料金が変わらない為、手が遅い人が派遣された場合、派遣先企業からすればとても損になるんだ。

ただ業務委託契約であれば、何件の入力に対して何円の契約だから、派遣社員を採用したけど手が遅くて入力が進まないというトラブルを回避することができるんだね。

また作業を教える手間もないから楽な為、そのような方法を導入している会社もあるんだよ。

データ入力は未経験から始められる事務よりのデータ入力の場合は、仕事内容がほぼ事務と同じだから、30代後半から仕事に就くのが徐々に厳しくなる。

ただ一般的なデータ入力であれば未経験でも可能だし、タイピングができる60代の人も働いているよ。

また求人の量も多く競争率が低いから、未経験から派遣の仕事をしたい人にはおすすめの仕事だよ。

資格は特に必要ないし、求められる必須スキルもPC操作のみ。

問われるのは「1分間に何文字打てるか」「どれだけ正確か」の２点だけだから、タイピングに自信がある人は検討してみよう。

将来的には無くなる可能性も

今までは手書きの帳票をデータ入力するような仕事とか、手書きのアンケートをデータ入力するような仕事があったんだけど、最近では最初からデータで帳票が作られたり、WEBでアンケートを回収するので、データ入力自体が不要になっていることも多い。

１個１個の仕事が年々減少傾向にあるから、このままいけば将来的には無くなる職業かもしれないね。

データ入力専門の仕事に関してはキャリアアップは厳しいと考えておいた方がいいね。

派遣でデータ入力を選ぶメリット

1. 1. 未経験でも可能
   2. 短期間・終わりが決まっている仕事が多い
   3. 人と会話したり・雑務をする必要がない

派遣でデータ入力を選ぶデメリット

1. ひたすら入力なのでしんどい
2. スキルアップができない
3. キャリアアップがない
4. 長期続かない人が多い
5. 時給が安め