派遣の販売の仕事に興味を持った楓ちゃん。ここでは派遣の「販売」がどのような仕事をしているのかを見ていきましょう。また販売の「平均的な時給」や「働き方」、「必要なスキル」や「販売を選択するメリットとデメリット」についても解説させていただきます。
派遣の販売スタッフの主な仕事派遣の中でも人気の職種の1つが販売職。
ショップやデパート、スーパー等の店舗で商品を販売するのが主な仕事だよ。
特に「携帯ショップ」「服屋などのアパレル関係」「電機店」「デパートでの雑貨店・化粧品店」などの業界の仕事が多いかな。
派遣の場合、正社員ほどの責任は求められないから、明確なノルマはなく(派遣先によってはある)、比較的責任が軽い特徴があるね。
ただしそれなりには売り上げを上げることは要求されるから、正社員以下、アルバイト以上の仕事内容と認識しておこう。
販売スタッフの平均時給は1300円〜1500円前後
販売の労働時間と残業
販売の労働時間・休日・残業労働時間は、10:00〜21:00の間で7~8時間、週5日勤務が一般的だね。
曜日は平日とは限らず、土日祝日なども働ける所が多くシフト制の派遣先が多いね。
数時間労働の派遣先も少しはあるけど、全体としてはかなり少な目で、スーパーのレジとかコンビニのレジの仕事が大半だね。
お店だから閉店時間が決まっている為、残業無しとしている派遣先も多いよ。
派遣の販売は経験者優遇 資格について
派遣の販売職は即戦力が要求される派遣の販売は即戦力が求められることが多く、研修なども簡単なものしか期待できないんだ。
というのもアルバイトを時給1,000円で採用すると考えた場合、派遣で派遣会社に払っている時給は2,200円程度。自社でアルバイトの販売員を雇うよりも圧倒的に高くなる。
これだけ料金を払っているにも関わらず、丁寧に教える時間が必要で、更に正社員以下の働きをされるくらいなら、どこの店もアルバイトを雇うよね。
アルバイトでは埋めれないような仕事をすぐに任せたいから派遣を利用するんだ。
だから携帯の販売員ならば、過去に携帯の販売をしていた人が重宝される可能性が高く未経験だと厳しいんだ。
仮に販売の経験があっても、携帯に関する仕組みや料金体系が分かっていないと一から教える必要があるし、あまり意味がないんだね。
逆に言えば、販売は未経験だけど携帯の知識が豊富な人なら、仕事に就ける可能性は高いよ。
たとえば、携帯に関するマーケティングの仕事をしていたとか、携帯に関するなんらかの業務に携わっていた人は有利だし、iPhoneとandroidの違いが説明できるとか、AUとソフトバンクの料金体系の違いが分かっているなども有利だね。
ちなみにこれはアパレル系や他の業界でも同じだよ。
最初から知識を持っている必要があるため、もし未経験で販売の仕事をしたいのであれば、未経験可能なバイト求人を探す方が手っ取り早いんだ。
例外として、百貨店のキャンペーンの売り子やレジの仕事のように、スキルが必要でない求人であれば未経験でも働けるよ。
販売の年齢制限とキャリアアップ
キャリアアップを目指すなら正社員派遣の販売職からのキャリアアップは可能だよ。
派遣から正社員に登用されて、そこから店長を目指すという方法があり、中にはそのようにキャリアアップした人もいるんだ。
ただそのつもりで販売を目指すのなら、最初から正社員の求人を探した方が早いね。
派遣の販売はどちらかといえば、正社員で販売をしたくない人が選ぶんだ。
正社員だと「休めない」し「残業もある」。
また、レジの現金に責任を持たないといけないし、在庫の管理もしないといけない、仕入れにも責任がある。
これらの負担を持ちたくない人が派遣で販売職を選択するんだね。
また冒頭でも話した通り、即戦力が求められるから、正社員よりも派遣の販売の方が仕事には就きにくいんだ。求人の量も事務職に比べれば半分以下だからね。
だから販売をしたくて労働条件が制限が無いなら、正社員で探した方がよいよ。
責任を持ちたくない、しんどいことをしたくない、時間に融通が利かないなら派遣を選ぼう。
プライベートの時間を充実させたい人・大きな責任を持ちたくない人に販売はおすすめ
派遣で販売を選ぶメリット
- 正社員に比べると時間の融通がきく
- 正社員に比べると仕事の幅が狭い。
- ノルマが無いことが多い
- 同業界の販売を一度やると、全国何処に行ってもできる
派遣で販売を選ぶデメリット
- お客から叱られたり何を言われるかわからない。
- 立ち仕事でしんどい。
- ある程度、売上を上げる責任がある