派遣のWEB制作業務の仕事に興味を持った楓ちゃん。
ここではWEB制作である「デザイナー・ディレクター・コーダー制作」がどのような仕事をしているのかを見ていきましょう。
また派遣のWEB制作業務の「平均的な時給」や「働き方」、「必要なスキル」「WEB制作を選択するメリットとデメリット」についても解説します。
派遣のWEBデザイナーやコーダーはどんな仕事?業務内容
派遣先である自社企業のWEBサイトを作成したり、取引先のWEBサイトを作成するんだよ
WEB制作業務の主な仕事WEB制作業務はHPを作るのが主な仕事。
例えば企業のHPを作るとした場合、企業に取材を行い、その企業の業務内容や特色・PRポイントなどを取材し、WEBページの構成を考え、具体的にページを作成するのが大きな流れだよ。
この行程の中で、主にHPのデザイン部分を担当する人がWEBデザイナー。
デザインセンスが必要なのと「Photoshop」や「Illustrator」などAdobeソフトを使うことが多い(会社によって異なる)からソフトに対する簡単な知識は必要だね。
全体の方向性やページの割振り、構成などを考えるのがWEBディレクター。
その名の通り、WEBの監督を担当するんだ。
WEBディレクターは派遣では少ないけど、知識や豊富な経験があれば就くことができるよ。WEB制作会社のディレクションとか大手企業のWEB制作のディレクターとかが多いね。
HTMLやCSS、その他のプログラムを使って、実勢に手を動かしHPを作っていくのがコーダー制作だよ。
「Dreamweaver」を使う会社もあるけど、このソフトが使えないからといって仕事ができないわけじゃないから大丈夫だよ。
最低限「HTML」「CSS」の知識は必須だね。
派遣のWEB制作業務の平均時給は1800円〜2000円前後
派遣でWEB制作できる人は貴重なんだ。
WEB制作の労働時間と残業
労働時間・休日・残業労働時間は、9:00〜19:00の間で7~8時間、週5日勤務、月〜金という働き方が一般的だね。
もしWEB制作業務で短時間で働きたい場合は、すでに出来上がっている会社HPの修正をする仕事とか、メンテナンスするような仕事を選ぶことだね。
それらの仕事は短時間で募集している会社も多いし狙い目だよ。
ちなみに残業に関しては上流(プロジェクト全体の方向を考えたり企画する仕事)ならそれ程多くはなく、下流(実際に手を動かし作っていく仕事)になるほど多くなるよ。
派遣のWEB制作は未経験からでも可能
未経験からでも始められるのかよ?
正社員の方が入りやすい
未経験の度合いにもよるけど、それなりの知識があり、制作経験があれば未経験でも働けるよ。
HP作りどころかHTMLもCSSも何もわからないというレベルだと厳しいね。
派遣のWEB制作をしている年齢層は20台後半から30代にかけてが最も多く、40代以降から徐々に仕事に就くのが厳しくなっていく傾向だね。
また求人の量は他の派遣に比べると圧倒的に少ない。
一般企業には必ず一般事務はあるし人数もいるけど、HP作成部署は無い所も多いし後回しにされるから規模が圧倒的に違うんだね。
ただ希望者もそれ程多いわけじゃないから、経験者であれば競争率も少なく、すぐに仕事が決まる人は多いよ。
ちなみにWEB制作の場合、経験者であれば正社員でも仕事に就きやすいし、未経験でも正社員なら長期で育ててくれるところもあるから、「WEB業界でバリバリ仕事をやっていく」という意気込みの人なら、初めから正社員を狙うのがおすすめだよ。
WEB制作でのキャリアアップと必要な資格・スキルについて
WEB制作の資格WEB業界は実力があれば、どんどんキャリアアップしていくことが可能だよ。
資格に関しては必須ではないし実務ができることが一番重要だね。
制作に関する資格(マイナビクリエイターのWebディレクターに有効な資格19選)はたくさんあるんだけど、採用に関してはデザイン関連の資格はあまりプラスにならないことが多いね。
この中でなら「AdWords 認定資格」「Webアナリスト検定」あたりはおすすめだよ。
アクセス解析をして、自社にどれくらいのアクセスがあって、どういう傾向かを分析する技能で、会社では重宝される能力だから、派遣で仕事に就く際にも有利になるし狙い目なんだ。
好きなことを仕事にしたい人にはWEB制作はおすすめ
派遣でWEB制作を選ぶメリット
- 短時間の仕事もある
- 正社員に比べ業務範囲が限定されている
- 正社員に比べ責任の幅が限定される
- 自分の好きな仕事を選べる
派遣でWEB制作を選ぶデメリット
- 正社員で働いた方がキャリアップできる可能性が高い
- 仕事の幅が決まっているので、好きなようにできない
- 正社員より給与が安い
- 好きなようには作れずストレスを感じることがある