派遣で働き始めて1年が経過した楓ちゃんとさとる君。
業務や待遇にある程度納得はしているものの、もう少し良い条件で働くことはできないかと考えます。
ここでは「派遣スタッフが今より良い条件で働くためにできる6つのウラ技」を一緒に見ていきましょう。
「時給アップの方法」や「良い求人を真っ先に紹介してもらう方法」「派遣会社に新規営業をかけてもらい紹介してもらう方法」など解説いたします。
準備 派遣会社に複数登録しておくことで交渉がしやすくなる
でもやっぱり厚かましいかな…
まぁでも私も、もう少し良い条件で働きたいとは思ってるのよね
じゃあ今日は、派遣で良い条件で働く為の6つの裏技を教えるね
裏技の準備!派遣会社の複数登録
少しでも良い条件で派遣の仕事をしたいなら、1社だけではなく複数の派遣会社へ登録しよう。
他社派遣会社に登録していることで有利に交渉を進められるんだ。
また1社の登録だけでは、良い仕事が見つかるとは限らないし、仮に仕事があっても、社内選考を通過し職場見学まで確実に進めるという保証はどこにもないんだ。
大手の派遣会社2〜3社+自分の希望するエリアや職種に強い専門の派遣会社に登録するのがお勧めだよ。派遣会社への登録は5社がベストだね。
(例:大手であれば、リクルートスタッフィング、パーソルテンプスタッフ、アデコ、パソナ、スタッフサービス、マンパワーグループなど。
専門の派遣会社であれば、IT、アパレル、医療、旅行、保険業界に特化した派遣会社など。
派遣スタッフが選ぶ派遣会社の評判口コミランキングも参考にしてみてね)
大手派遣会社7社の特徴とおすすめ
これから派遣を始める楓ちゃんとさとる君。 ...
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派遣で今より良い条件で働く為の6つの裏技
派遣で良い条件で働く為の6つの裏技
- 同じ求人なら一番高い時給の派遣会社を選ぶ
- 相性の良い派遣会社で時給アップ
- 派遣会社の転籍で、より良い条件で働く
- 担当者と仲良くなって真っ先に求人を教えてもらう
- ギブアンドテイクで良い情報を仕入れよう
- 求人の多い時期を狙う
裏技1 同じ求人なら一番高い時給の派遣会社を選ぶ!
時給で派遣会社を選択複数の大手派遣会社へ登録して仕事を探す場合、最大のメリットは「時給」。
大手派遣会社は、各々が競合となることがほとんどなので、同じ求人を扱っている場合が多いんだ。同じ仕事でも派遣会社によって、200〜300円程度時給が違うこともあるよ。
だから気になる求人を見つけたら、自分が登録している大手派遣会社数社で同じ案件を扱っていないか確認しよう。
その上で、時給が高い派遣会社で話を進めるのがコツだよ。
裏技2 相性の良い派遣会社で時給アップの交渉を!
そうすれば仮に他社の方が時給が高くても、「UPしてほしい」と交渉できるよ
複数の派遣会社へ登録していると、「信頼できるコーディネーターがいる」とか「自分の希望にマッチした求人をたくさん取扱っている」など、自分と相性の良い派遣会社が自然と見えてくるもの。
こんな時、複数登録しておけば更に時給を交渉することもできるんだ。
例)同じ求人がA、B社の2社にある
A派遣会社(相性の良い派遣会社)の時給1500円
B派遣会社の時給:1600円の場合
この時A社に対して「B社では1600円の時給を提示されましたが、ぜひA社で派遣スタッフとして就業したいので時給を1600円まで上げられませんか?」とシンプルに伝えよう。
もし高いスキルを持っていたり、派遣会社側から人柄や意欲を買われている場合は、時給アップが叶うことも多いよ。
派遣スタッフにとって、相性の良い派遣元で高時給で働けるというのは大きなメリットだよね。
派遣先で一度働き始めると、そう簡単に時給が上がることはないから、仕事紹介時にダメ元でも時給アップの交渉をしてみよう。
派遣の時給を上げる交渉術。コツは就業前とWin-Winの関係
派遣で働き始めてもうすぐ1年の楓ちゃんと ...
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裏技3 派遣会社の転籍でより良い条件で働く!
派遣会社を途中で変えるすでに派遣スタッフとして就業している場合、派遣元との相性が悪い、同じ部署の他社派遣スタッフの方が時給が高いなど、何らかの理由で派遣元を変えたい場合もあるよね?
派遣先企業で複数の派遣会社を使っている場合は、派遣先企業へ相談して受け入れてもらえれば、他の派遣会社へ転籍が認められる場合があるんだ。
派遣労働法では、「派遣先は派遣労働者の特定をしてはならない」と定められており、契約に関する話は派遣会社と話すのが前提だけど、より良い条件で働きたい派遣スタッフは多く、実際には「転籍」はよくあることなんだ。
ただし、転籍前の派遣会社との関係性は悪くなってしまうこと、また有給などを取得している場合も0からになるので注意が必要だね。
裏技4 担当者と仲良くなって真っ先に求人を教えてもらう
派遣会社からすると、急募案件や非公開求人、目玉求人(高時給、ネームバリューがある企業など)は自分のお気に入りスタッフから声をかけることが多いんだ。
関係性を築くためには派遣会社の担当者から声をかけてもらえるような関係性を築くために最も必要なのは、「仕事を探そうとする姿勢」だね。
派遣で仕事を探す人の中には、派遣会社へ登録さえすれば仕事をどんどん紹介してもらって当然というような、完全に「お客さん」としての姿勢で登録へ来る人も多いのが実情。
ただ仕事を探してもらって当たり前という受け身の人に、仕事を紹介したくないのが派遣会社の本音なんだ。
また、自分の年齢やこれまでの経験やプライドを捨てて素直になること、メールや電話のレスが速いことも、派遣会社の担当者と信頼関係を築くためにとても大切なことだよ。
スキルが高くなくても、派遣会社の担当者から何とかしてあげたい!と思ってもらえたら優遇してもらえることも多いんだ。
例えば、仲の良い派遣会社や信頼できる担当者を見つけたら、自分の行きたい会社を伝えて求人を探してもらおう。
取扱いのない求人であれば、その会社に営業をかけてもらうのも良いよ。
「あなたのため、そして派遣会社にとっても新しい取引先を開拓できるから」と、運が良ければ新規開拓求人を紹介をしてもらえることもあるんだ
裏技5 求人情報はギブアンドテイク!
派遣スタッフができる情報提供複数の派遣会社に登録していると、同じ求人でも会社によって時給、職場環境や仕事内容の説明の違いに気づくはず。
派遣会社としても他社の状況は知りたいから、仲良く付き合いたい派遣会社には、自分の知っている情報を伝えるのもおすすめだよ。(もちろん機密情報を漏らすのはダメだけどね)
その代わりに、派遣会社の担当者から気にかけてもらえたり、目玉求人や自分に合った案件を優先して紹介してもらいやすくなるメリットがあるんだ。
裏技6 求人の多い時期を狙う
派遣は3月・4月が狙い目人材業界が最も忙しくなるのが年度末・年度始め。
この時期はどの企業でも退職者が出る、人事異動で人の入れ替え時期となるため、1年のうちでも最も求人数が多くなる時期なんだ。
求人数が多いということは、それだけ良い条件の仕事を探しやすい時期とも言えるよね?
とにかく、この時期に複数の派遣会社で求人を探し、一つでも多くの求人へエントリーすることが大切だよ。
ただし、この時期は求人が多い分応募者も多いから、好条件求人にはライバルが増える可能性もあるので気をつけてね。
派遣の求人数が多い時期は3月〜4月。少ない時期と登録タイミング
派遣会社に登録しようと考えた楓ちゃん。で ...
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