スタッフの本音・体験談

【派遣の理想と現実のズレ】派遣は本来あるべき姿に、まだまだ遠い

派遣は、「理想(派遣法/国/派遣スタッフが求めているもの)」と「現実」に大きなギャップがあると言われています。

 

この記事では、現役派遣スタッフ100人に「派遣で感じる理想と現実のズレ」について語っていただきました。

 

派遣を始めるなら、現場にはこういった可能性があることも頭に入れておきましょう。

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派遣の理想は現実に追いついていない

派遣ってスタッフが不利益を受けないように法律が決まっているんだー。

仕事も労働条件も自由に選べるし、正社員より働きやすそうだな。

そうとも限らないよ。確かに理想通りにいけば、派遣は素晴らしい働き方なのは間違いない。

ただ、派遣社員の実態は使い捨てと呼ばれている側面も考慮しなければいけないね。

平子
さとる
派遣は不安定って言うもんな
また派遣は、現実が理想に追いついておらず、まだまだ大きなズレがあるんだ。

今日は現役派遣スタッフが感じた「理想と現実のズレ」を紹介するね

平子

 

スタッフが納得していない仕事を紹介される

希望条件と違う求人ばかり紹介される

真顔の女性

派遣であるべき姿

26歳女性

スタッフが派遣先を気に入らなかった場合、派遣会社は他の派遣先を提示し、そのスタッフが納得した働き先を紹介するのが、派遣で本来あるべき姿。

また契約終了後、次の派遣先を決める際に、スタッフが「○○関係の業界、業種の仕事がしたい」「今までと同じような業種の仕事がしたい」などの要望があれば、要望に合った派遣先を紹介するものである筈。

怒る女性1

現実

26歳女性

自分が要望した業種を紹介してもらえない。

要望した仕事が無いのかもしれないが、3件紹介されて極稀に1件がヒットする感じ。

また「○○の業界、業種の仕事を探している」「△△の業種以外はしたくない」と最初に伝えているにも関わらず、それ以外の仕事を紹介されるので、自分で情報管理しないといけない。

担当者がスタッフの望んでいる業種を詳しく理解していないため、違う業種の仕事を平気で薦められることが多い現実です。

 

派遣会社と派遣先の間で、仕事内容・条件の確認がとれていない

派遣会社と派遣先の連絡が取れてない

真顔の女性

派遣であるべき姿

25歳女性

「派遣会社」と「派遣先企業」の間で、仕事内容や条件の確認が前もってとれており、派遣社員はその条件通りに働く。

そして顔合わせは、お互いが不安を解消できるような時間にするのがベストだと思います。

もし万が一、派遣会社と企業の間で。働く条件の違いがあれば(普通はそんなことは無いと思いますが)、派遣会社は迅速に確認をする努力が必要。

派遣社員は書類で募集条件を確認してエントリーしているので。

怒る女性

現実

25歳女性

派遣会社で仕事内容の説明を受けた時には長期と聞いていたが、顔合わせのときに、企業担当者の方に「短期のご応募で良かったですよね?」と聞かれました。

しかも仕事内容について説明を受けると、聞いていた内容とは違う内容でした。条件を聞いて応募したので、がっかりでした。

また、他にも派遣社員がたくさんいて働きやすいと聞いていたのに、実際は派遣が全くいない派遣先でした。

理想は1社1社の仕事内容を派遣会社の営業マンが把握しておくべき。

しかし現実は1人で複数の派遣先を扱っているので、把握しきれてないんだと思います。

 

「派遣」という理由だけでの差別がある

派遣というだけで差別される

満足の女の人

派遣であるべき姿

43歳女性

会社に必要な仕事をしているのだから、たとえ派遣社員という雇用形態であっても、正社員や契約社員など会社に直接雇用されている人たちと同じように、人としてきちんとした対応をされるべき。

派遣だからという理由で不利益を被るような事は、決してあってはならない筈。

怒る女性

現実

43歳女性

派遣社員という雇用形態で働く人間を、正社員や契約社員、時にはアルバイトやパートの人が下に見ている。きちんとした名前があるにも関わらず「派遣さん」と呼んで名前を呼んで貰えない。

派遣社員と正社員で社員食堂の金額が違ったり、そもそも派遣社員は使用禁止という所もあった。

派遣社員で働く人間は、スキルが低い・社会経験が少ないと決め付け、任された仕事をきちんと時間内に終わらせても評価して貰えない。

契約外の仕事をしてはいけないと決まっているから断っているのに、「派遣のくせに」と文句を言われる。

派遣という理由で差別されてると思うことは多いです。

 

初めに受けた説明と話が違うことがある

聞いていた話と違う

真顔の男性

派遣であるべき姿

36歳男性

仕事内容・仕事の範囲・残業がどれくらいあるかを最初に決める。仮に仕事内容、範囲が途中で変更する場合は、その可能性があることも顔合わせの際に話しておくべき。

また、話が違うので辞めたいとスタッフが考えた場合、派遣会社の担当者は相談にしっかり乗り、派遣先と問題が起きないよう担当者が派遣先に伝え、辞める時期などを決めていくべき筈。

怒る男性1

現実

36歳男性

仕事内容、仕事の範囲が途中で変更されました。その範囲は専門的なもので、社員と同じように研修を受け、当たり前のように難しい内容を覚えないとなりませんでした。

面接の際に、数ヵ月後には仕事で扱う商品が変わることを伝えておくべきです。

採用後、社員でも難しい専門的な内容を求められました。

難しすぎるから辞めたいと担当者に申し出たのですが、派遣先の上司に呼び出され、なぜ辞めるのか、今辞めたらあなたは変われないと問題をこちらに投げられ嫌な気持ちになりました。

最初に受けた説明と変わっていくのは派遣ではよくあることで、理想通りに働くのは難しいシステムです。

 

営業担当者が派遣先の仕事もスタッフのスキルも理解していない

派遣の営業が仕事内容やスタッフスキルを理解していない

真顔の女性

派遣であるべき姿

25歳女性

営業はユーザーの経験と派遣先企業の求める人材のすり合わせを行うことが大事。

ユーザーの経歴やスキルを見て、最適な派遣先へ派遣する。また派遣先から人材を求められた場合、すぐに紹介をできるようにしておくべき。

例えば予期せぬ問題が起こり、派遣スタッフが休まなければいけなくなっても、「あの人なら出来る筈」と代替えの人をすぐに派遣できるよう把握しておくことが大事

怒る女性

現実

25歳女性

顔合わせで営業が企業側の仕事内容を把握しきっていないため、初回面談でピリピリしたムードになった。

「これもできないんですか?」「あれもできないんですか?」と聞かれ、最終的には「何故うちの会社を希望したの?」と私が怒られる始末。

そもそも営業マン1人で100人以上担当していることも多く、スタッフのことなど理解してない。

当日の代替えなんてきく筈もなく。

 

採用・不採用がある

顔合わせによる選考がある

真顔の女性

派遣であるべき姿

38歳女性

派遣会社は、派遣社員を派遣先に紹介して雇用させる責任がある。

派遣先が複数の派遣会社を競合させて、入札のように派遣社員を選ばせることは違法であると派遣先に説明し、そのような競合がなくなるようにする義務がある。

複数の派遣会社から紹介された派遣社員と面接し、競合させて派遣社員を選抜するのは明らかに違法行為である。

それでは派遣会社の「派遣」の意味はなくなり、単なる人材紹介になるので、そのことを派遣先や派遣社員にも説明し実行しなければならない。

怒る女性2

現実

38歳女性

現実的には、複数の派遣会社による「競合」「競合面接」が当たり前のように行われています。

わたし自身複数の派遣会社に登録しており、数社から「同じ内容、同じ派遣先」での仕事を紹介されることがありました。

これは、派遣先が悪いのかもしれませんが、実際派遣会社もそのことを知っており、「競合で勝ちたいのでがんばってほしい」「競合に勝つために時給を相談できないか」と言われたこともありました。

派遣会社は競合は違法だと知っているはずなので、そのようなことはやめてほしいと思います。

 

派遣先が派遣の業務内容を把握してない

派遣先が業務内容を理解していない

真顔の男性

派遣であるべき姿

29歳男性

派遣社員のすべき仕事は、派遣先の担当者さんから詳しく説明してもらえるべき。

説明をきちんとしてもらえれば、気持ちよくスムーズに仕事に取り組める。

また、分からないことは聞けば教えてもらえるべき。

派遣社員の立場で判断できないこともたくさんある。派遣のする仕事がはっきりしているべき。

怒る男性

現実

29歳男性

派遣がすべき仕事は、前の担当者しか分からない状態だった。

前の担当者も派遣社員で、訳ありで退職。

引き継ぎなしで辞めてしまってたので、何も分からない手探りの状態から仕事を始めなければならなかった。

社員さんに聞いても分からないと言われることが多く、自己裁量でどこまで決めていいのか分からず困った。

派遣は便利屋と思われている節があり、人が足りてない仕事に回す人材と考えられてるから、このようなことが起こると思う。

 

派遣会社の規則が適用されていない

派遣会社の規則ではなく派遣先の規則で働いてる

真顔の男性

派遣であるべき姿

49歳男性

派遣社員は、始業時間や就業時間など派遣元の会社の規則に従いながら業務を行うべきはず。

またその会社の機密事項などに関する業務は行わないのが理想的。

怒る男性

現実

49歳男性

実際は派遣先の会社の規則に従わなければ業務が困難で、派遣先会社の規則に流されやすくなってしまいがち。

そのため、休日も派遣先の会社で認められた日にとる必要があり、派遣先と契約しているのと変わらない状況が多々あります。

 

派遣会社とスタッフの間で連絡が取れていない

派遣会社とスタッフの連絡がとれていない

真顔の女性

派遣であるべき姿

22歳女性

派遣社員が困った時のために、営業担当者と派遣社員は連絡を密にとれるようにしておくもの。

例えば勤務開始してから担当営業が変わった場合はあいさつに来る。派遣先企業と派遣元のコンタクトは良くとれているのが当たり前。

また、もし現在働いている所よりもいい案件があれば情報を流してくれる。単発での仕事など、掛け持ちをしたいユーザーに対しては別個で連絡をくれるなどマッチングさせるのが派遣だと思う。

怒る女性

現実

22歳女性

担当者に電話をしたら随分前に担当変わったと後で知らされる。変わったら普通挨拶するものでは?基本的に、連絡は事後報告が多い。

重要な事は双方での連絡が取れていない。スタッフにとってメリットある情報も言ってくれない。

派遣会社での教育がしっかり行き届いてないのが原因だと思う。

 

【派遣の理想と現実のズレ】派遣は本来あるべき姿に、まだまだ遠い

 

そっか。。。理想にはまだ程遠いんですね
でも派遣で働いたら、必ず上記で挙げたような不利益を受けるわけではないよ。

営業マンをしっかり教育している派遣会社もあるし、優しい派遣先もあれば優秀な営業マンもいるからね。

平子
さとる
派遣で満足してるやつもいんのか?
もちろん。派遣で満足して働いているスタッフもたくさんいるよ。

ただ大手でも顔合わせの不採用は当たり前となっているし、派遣にはこんな側面があることも覚えておこう

平子
「派遣はブラック!」座談会メンバー
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