派遣会社の登録会・説明会の流れ｜スキルチェックのテスト内容

派遣登録会の所用時間と行程派遣登録会は担当者とマンツーマンで行うのが一般的。

派遣の説明から最後の面談、仕事紹介まで大体２時間〜３時間くらい見ておこう。

派遣登録はオフィスカジュアルで。派遣登録の男女別服装でも話した通り、服装はスーツかオフィスカジュカルで参加してね。

派遣会社から受ける説明派遣で働いてもらうには、まず派遣の仕組みや派遣会社の特色を知ってもらい、納得した上で登録してもらう必要がある。

そのため登録会では

①「会社概要説明」

②「派遣の仕組み（派遣の3角形）」

③「登録〜就業までの流れ」

④「（職種や業種など具体的な仕事が決まっている場合）仕事内容の説明」

の４つの説明から始まるんだ。

「会社概要説明」は「派遣会社の創業年数」や「登録者数」「クライアント数＝派遣先の数」「上場している会社であれば上場区分」「保険など福利厚生」「スタッフのサポート体制」「研修があれば研修など」などの説明だね。

いかに安心して働いてもらえるかの信頼性や、他派遣会社との違いをPRしてくれるんだ。

「派遣の３角形」は、派遣のシステムが「派遣元（派遣会社）-「派遣登録者（派遣労働者）-「派遣先」の三角関係で成り立っていることの説明だよ。

就業するのは「派遣先」だけど、契約を結ぶのは「派遣元」であり、給料も「派遣元」から支払われる。初めての人のために、こういった派遣の基礎知識の説明を受けるんだ。

もし派遣についてよく分かっていなくても、ここでしっかりと説明を受けられるから安心してね。

WEB上での事前入力シート登録会に参加する前に、WEB上で「事前入力シート」から書いておくのも可能だよ。

予め記入しておけばスタッフも目を通しておけるし、話もスムーズに進むね。

説明会での時間が短縮できるから、事前登録がオススメだよ。

適正試験の内容適正試験は「簡単な足し算」や、「文章問題」「漢字試験」などを行うんだ。

派遣登録するための足切り試験の要素が強く、最低限の日本語や算数を理解しているか見るために行われるんだよ。

テスト自体は本当に簡単なものだから、気負いせず楽しんで取り組もう。

OAスキルチェックの内容一概にWordやExcelができると言っても、何ができるかの幅は大きいよね？

入力できる、罫線が引ける、関数が使える、難しい関数が使える、VBA・マクロが組める・・・幅は広いんだ。

だから、どこまでのレベルをこなせるかのチェックをここで行うんだよ。

関数必須の職場に、関数未経験の人を派遣したらミスマッチになるから、これとを防ぐための試験なんだ。

専門性試験の内容専門性試験は、翻訳やプログラム、技術系などの専門性を測定する試験なんだ。

翻訳であればそのまま英文・和文翻訳をするし、技術系であればその人の専門性に沿った試験をするんだよ。

プログラミングであれば、たくさんの言語があるから、言語ごとに試験をする場合もあるよ。

設計の技術者であれば、図面を作る試験やCADを操作する試験まで幅広い試験が用意されているんだ。

派遣会社の本音良い人と派遣会社が判断した場合、仕事をその日に受けることも可能だよ。

派遣登録者は他の会社にも登録してることが多いから、他社で仕事紹介される前に自社で紹介し、一刻も早く派遣成約させたいのが派遣会社の気持ちなんだ。

だから登録日にすぐ仕事紹介を受けた人は、派遣会社から良い人と判断されている可能性が高いし、今後派遣先に困ることも少ないと考えてよいね。

登録会に参加する前の、事前登録で良い人と判断された場合は、メールや電話で仕事の紹介を受けることもあるんだよ。

登録不可と派遣不可派遣会社では「登録不可」になる場合と「派遣不可」になる場合の２つのケースがあるんだ。

例えば、年齢が高く専門性が低い人は派遣不可になる可能性が高いんだよ。（労働法上、年齢によって差別することは禁止されているから、表向きには言わない。）

あと、よくあるケースは、職歴が非常に短く、何度も転職をしている人も派遣不可になることは多いね。

長期就業を望む職場に派遣すると、すぐにやめてしまってトラブルになることが予想されるから、派遣したくないんだ。

派遣不可について詳しくは派遣の仕事が決まらない・紹介されない時の５つの対策法を参考にしてね。

登録不可については、派遣の登録会で落ちる時、断られる時｜登録できない理由と対策を解説を参考にしよう。