派遣先で聞いていた仕事内容と話が違う場合、契約違反にあたるため、契約の途中でも辞めることが可能です。派遣先・派遣会社の側に責任があるので、損害賠償を請求される心配もありません。
ただし、辞める前にまず派遣会社へ相談しましょう。派遣先が派遣の仕組みを理解していなかっただけのケースも多く、相談するだけで改善されることもあります。
相談しても改善されない場合は、理由をきちんと伝えたうえで退職してかまいません。その後はその派遣会社から仕事を紹介されにくくなるため、別の派遣会社の利用を検討しましょう。
派遣初日の仕事を終えた楓ちゃん。
しかし派遣会社から聞いていた業務内容と異なる部分が多く、不服な様子です。
この記事では「派遣先での業務や待遇が、派遣元で聞いていた話と違う場合の対処法」について一緒に見ていきましょう。
また「契約後でも退職はできるのか」「トラブルに合わないため事前にできること」も解説します。
なお、どうしても自分から辞めると言えない、辞めさせてもらえない場合は、退職代行サービス「退職代行サービスSARABAの体験談」などを利用する手段もあります。

派遣会社で聞いていた仕事内容・業務内容と違う
派遣会社で聞いてた話と違うんだけど!
派遣先に行ってみたら契約内容と違った・・・「こんなことは滅多にない!」と言えば嘘になるね。
楓ちゃんが経験したように、「事務と聞いて派遣先へ行ったら、営業事務のような業務をさせられた」ということは珍しくない。
聞いていた業務よりも高度な仕事を任されたり、初めの説明内容と違う点はいくらでもあるんだ。
他にも「残業なし」と聞いていたのに「残業あり」だったり、業務内容だけでなく労働条件や残業時間が聞いていた話と違ったなんてことも稀に起こるよ。
意外と多い!派遣で「契約内容と違う!」が起こる3つの原因

なぜ「契約内容と違う」なんてことが起こるかというと、代表的なのが以下の3つ。
「契約内容と違う!」が起こる3つの原因
- ①派遣先が派遣会社に業務内容を正確に伝えず隠している
- ②派遣先が派遣利用に慣れておらず、なんでも屋さんと勘違いしている
- ③派遣会社がいい加減
この中でも厄介なのが、「②派遣先に知識がないため、契約以外の業務を指示している場合」=「派遣にはなにをやらしてもOKと勘違いしてる場合」だね。
つまり悪質な派遣会社や派遣先が派遣スタッフを「不当にこき使ってやれ!」と考えているのではなく、「派遣会社が派遣先について把握できてない」とか、「派遣先が派遣の仕組みや法律を理解してない」ことが多いんだ。

ただし、派遣先にスタッフの就業条件を正確に知らせるのが派遣会社の責任であり義務。こんなことが起こるのは派遣先をしっかり教育できていない派遣会社に原因があると思っていいよ。
最近ではちゃんとした派遣会社も多くなってきたから、このようなトラブルは減少傾向にあるけど、0になったわけではないから注意が必要だね。
派遣で就業条件と違う時の対処法

途中で辞めることはできないんですか?
すぐにでも辞めることが可能だよ。
就業条件と違った場合は、まず派遣会社への相談をしよう。
相談を受けたら派遣会社・派遣先は迅速に対応する義務があるんだ。
派遣会社に相談で解決する場合も
労働者から相談があれば、まともな派遣会社ならすぐに対応してくれるよ。
さっきも言ったように、派遣先が派遣の仕組みをよく理解していなかったり、担当者はわかっていても直接指示するスタッフが把握できていなかっただけということも多い。
派遣会社に相談すれば翌日には解消されるケースもあるんだ。
もし改善がみられない場合や、派遣元が非協力な場合は辞めることもを考えよう。
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契約違反であれば途中でも辞めれるが紹介不可の恐れも

派遣先・派遣会社に責任があるから、損害賠償などを請求されることもないから安心してね。
話が違う場合は退職も
契約途中でも、契約内容と違う業務や残業を課されていた場合、派遣会社や派遣先に問題があるから、明日にでも退職して大丈夫。
まずは派遣会社へ相談、そして相談しても改善が見られないなら、派遣会社に辞めることを伝えよう。
ただし、「○○なので辞めます」と理由はしっかり伝えてね。くれぐれもドタキャンや無断欠勤にはならないようにしよう。
ちゃんと紹介してもらえるのかな・・・。
だから「紹介不可」として、今後仕事紹介しないケースもある。
ただ楓ちゃんに責任はないんだから、そんな派遣会社願い下げと思って。他の派遣会社を利用した方がいいよ。
求人数・質のバランスが良い
他社登録会で落ちた・仕事が決まらないなら
「話が違う!」|トラブルを避けるために事前にできること

「話が違う」ってならないように事前に気をつけられることってありますか?
あとは就業条件明示書をしっかり交付してもらうことだね。
就業条件明示書を交付してもらおう
- 業務内容
- 就業場所
- 派遣期間
- 就業日
- 労働時間
- 賃金
- 派遣先の指揮命令者
労働条件通知書と就業条件明示書
「労働基準法では労働条件通知書」を、「労働派遣法では就業条件明示書」を業務前に労働者に交付することが義務づけられているんだ。
これら2つの書類には労働条件に関するたくさんのことが書かれているんだけど、特に大事なのが上に挙げたものだよ。
就業条件の明示は、いい加減な派遣会社だと、口頭だけってこともあるけど、請求すれば必ずもらえるんだ。
トラブルを避けるために事前に請求しておく方がよいね。
ちなみに請求されたにも関わらず、交付しなかった派遣会社には30万以下の罰金など処分の対象となるんだ。
派遣で働く時は必ず交付してもらうようにしよう。
よくある質問
派遣で聞いていた仕事内容と違うのは契約違反ですか?
契約内容と異なる業務をさせられている場合は契約違反にあたります。ただし派遣先が意図的に違反しているとは限らず、派遣の仕組みを理解していない、派遣会社の説明不足などが原因のことも多いです。いずれにしても、正しい就業条件を派遣先に伝えるのは派遣会社の義務です。
契約内容と違う場合、契約の途中でも辞められますか?
辞められます。契約内容と話が違うのは派遣先・派遣会社の側の責任なので、即日退職しても損害賠償を請求されることはありません。ただし、まずは派遣会社に相談し、改善が見られない場合に辞める意思を伝えるのが正しい順番です。
派遣会社に相談すれば解決することもありますか?
あります。派遣先が派遣の仕組みを理解していなかっただけというケースも多く、まともな派遣会社であれば相談の翌日には改善されることもあります。辞めると決める前に、まず派遣会社へ相談しましょう。
契約途中で辞めると、次の仕事を紹介してもらえなくなりますか?
契約の途中で辞めると、その派遣会社からは「紹介不可」として今後の仕事を紹介されにくくなることがあります。ただし非があるのは派遣会社側なので、気にせず別の派遣会社を利用するのがおすすめです。
求人数・質のバランスが良い
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