大手派遣会社の『テンプスタッフ』に興味を持ったさとる君と楓ちゃん。
ここでは「テンプスタッフがどんな派遣会社なのか、その特徴」を一緒に見ていきましょう。
「他社と比べたテンプスタッフの強みと弱み」「テンプスタッフの担当者の雰囲気」「テンプスタッフに向いている人向いていない人」「登録方法」も紹介するので参考にしてください。
求人数が多いから選択肢が多いのが理由だよ。
テンプスタッフの概要・特徴
サービス名 | テンプスタッフ |
運営会社 | パーソルテンプスタッフ |
求人数 | 常時30000件以上 |
利用地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
参考
1973年、篠原欣子氏という女性社長によって創業されたテンプスタッフ。
2017年には傘下にあった株式会社インテリジェンスと事業統合し、「パーソルテンプスタッフ」へ社名を変更。
人材業界で国内No.1の実績
国内最大手の派遣会社なんだ。
テンプスタッフの特徴
テンプスタッフは「人材ビジネス業界での業績7年連続1位」を獲得しており、圧倒的な求人数と登録者数を誇る、国内最大手の人材派遣会社。
国内の人材派遣会社が次々に淘汰されていく中で、創業から40年以上、安定した実績を出し続けているんだ。
創業者が女性であることから、女性の働き方を応援することで着実に業績を伸ばしてきた会社で、社内の男女比も6割以上が女性。
営業や役職者にも女性が多いことから、女性ならではの親身な対応やきめ細かいサポートを得意としており、女性の働き方に理解度の高い派遣会社といえるね。
もし派遣社員を検討しているのであれば、まず最初に登録すべき派遣会社だよ。
テンプスタッフの強み。他社との比較
テンプスタッフが他社より優れている点
- 求人が圧倒的に多い
- 営業、コーディネーターには穏やかな人や女性が多く、相談しやすい雰囲気
- 個人情報がしっかりしている
- ライフスタイルに合わせた働き方をサポート
- 充実した福利厚生とスキルアップ支援
求人数が圧倒的に多い
派遣会社の中でも、圧倒的に求人数が多いのがテンプスタッフなんだ。
テンプスタッフのお仕事検索サイト「ジョブチェキ」には常に3万件以上の求人が掲載されているよ。
「派遣から正社員」「未経験でチャレンジ」できるものから「専門知識が必要な仕事」まで、業界・職種問わず幅広い求人を取扱っているんだ。
また、テンプスタッフは全国47都道府県に拠点を展開しているから、日本全国どのエリアでも仕事を探せるのがポイントだね。
週3日勤務や扶養枠内で働きたいなどフルタイム以外の案件も保有しているから、登録スタッフの希望や条件に合わせて選びやすい求人が揃っているんだ。
営業、コーディネーターは穏やかな人が多く相談しやすい
女性中心の会社で穏やかな人も多いから、他社に比べて気軽に相談しやすい雰囲気なんだ。
「派遣スタッフを大切にする」という文化が根付いている会社なので、効率やスピードよりも派遣スタッフひとりひとりとじっくり向き合い、仕事の悩みや相談にきちんと耳を傾けて話を聞いてくれるよ。
他社に比べると、求職者が相談しやすい、気さくで親しみやすい雰囲気の女性社員が多いね。
また営業、コーディネーターだけではなく、テンプスタッフ社員全体としても言えるけど、他社に比べて真面目で誠実、穏やかな印象の社員が多いんだ。
例えばリクルートスタッフィングであれば若くてガツガツした営業で、ハキハキ、テキパキ、早口のコーディネーターが多い。
パソナであればスマートではあるけれど、少しツンとした雰囲気のあるコーディネーターという印象。
勿論これらは性格や相性によって、どちらが良いかは変わるものだけど、テンプスタッフの場合は全体的に親しみやすい印象の社員が多いから、派遣スタッフにとっても話しやすい社員が多いと思うよ。
情報管理がしっかりしている
1998年に約9万人分のテンプスタッフの情報流出事故があったため、個人情報保護についての社内研修の頻度も高く、社内ではSNS閲覧禁止、社外への持出し書類もかなり厳しく限定されているんだよ。
派遣スタッフにとっては自分の個人情報の扱いについては安心出来る環境と言えるね。
ライフステージに合わせた働き方や復職をサポートしてくれる
テンプスタッフは創業者が女性であることから、時代に合わせて女性の働き方を応援する様々な事業や取り組みを行ってきたんだ。
結婚・出産・育児など女性のライフステージの変化に合わせて、専門カウンセラーによるキャリア相談や、ママ・主婦向けの求人提案、ブランクのある方向けのスキルアップ講座など、サポート体制が充実しているから、安心して利用できるよ。
人材派遣会社の中では、給与や福利厚生面も整っていることから離職率も低く、産後復帰率も高いのが特徴だね。
またテンプスタッフは女性を中心とした会社で男女比でも営業は約半数、コーディネーターは9割が女性。
社内には女性のライフイベントを経験しながら役職についている、時短や在宅勤務制度を利用しながら働いている社員がいるので、派遣スタッフにとっても女性の働き方について相談をしやすい営業やコーディネーターが多いんだ。
大手ならではの福利厚生&充実したスキルアップ支援
社会保険加入や有給休暇はもちろん、各種施設の割引やテンプスタッフ登録者ならではのファッションレンタルサービス「メチャカリ」も利用できるよ。
また、2600以上のスキルアップ講座があり、e-learningやテンプオープンカレッジ・提携校では、ビジネスマナーやOA、語学などを学ぶことができるんだ。
テンプスタッフの弱み。
テンプスタッフのデメリット
- 女性の登録者が多く、男性はやや使いにくい
- 派遣が中心。正社員や契約社員などは少ない
女性の登録者が多い。男性はやや使いにくい
前述の通り、テンプスタッフはこれまで女性の働き方を応援する取り組みに力を入れてきたため、女性向けのサービスが充実しているという印象が強く、男性はやや使いにくいかもしれないね。
とはいえ、社内には男性の営業、コーディネーターもいるから男性の求職者の相談にも親身にのってくれるし、男性にマッチする求人も多数取り扱っているから、ほとんど気にすることもないけどね。
男性が登録できないのではなく、あくまで女性が多いという話だね。
テンプスタッフ利用時の注意点
また他にも、
・来社登録をしないと仕事を紹介してもらえない
・仕事への応募や派遣就業後の社会保険手続き、有給取得や給与明細閲覧など、スマホ、または自宅にPCが無いと難しい
・全てのスキルアップ講座が無料ではない
ので注意しよう。
こんな人にはテンプスタッフがおすすめ
こんな方におすすめ
- はじめて派遣で働く方
- 自分の適正や働き方についてじっくり相談したい方
- ワーキングマザー
- 就業ブランクのある方
- フルタイム以外の働き方を希望している方
- たくさんの求人から仕事を選びたい方
- 地方に住んでいる方
テンプスタッフの登録方法
テンプスタッフに登録する場合は、始めに公式サイトへ行こう。
登録には「来社予約」と「WEB登録」があるんだけど、すぐにでも仕事を紹介してもらいたい人や、すぐにでも働く意思のある人は「来社予約」を選ぼう。
派遣開始は1ヶ月くらい先とか、まだ予定が経っていない人は「WEB登録」を行おう。
WEB登録だけでも、テンプスタッフの求人検索はできるし、仕事にエントリーすることもできるよ。
ただし最終的に仕事を紹介してもらうには、必ずテンプスタッフの会社に訪問しないといけないから、予定が決まった段階で来社予約に切り替える必要があるんだ。
登録完了したら派遣会社からメールなどの連絡が入るから、書かれている通りに進めれば大丈夫だよ。
ぜひ、利用してみてね。